汚れの種類
和室などに使用されるヒノキ、杉、松、スプルース等の白木は保護目的での塗装はされておらず、 手アカやシミ、経年変化による日焼け、カビなど様々な汚れが発生します。 汚れを落とすには、その汚れが何であるかを理解しなければいけません。 木の汚れは大きく2つに分類できます。『内部からの汚れ』と 『外部からの汚れ』です。そのほとんどは混じり合い(複合汚染)、 木の表面付近に集中しています。木は、加工されても「空気と水分の吸排出」といった代謝をします。 つまり、代謝を損なわない方法で保護するのがベストなのです。
白木を守るための3つの重要ポイント
- 水から守る水をコントロールすること。雨じみ、錆じみ、カビ、ひびわれの大きな原因になる。必要以上に外部からの水を吸わせない。
- 日焼けから守る紫外線対策。太陽光線からは逃げられないので、紫外線防止剤を使い急激な日焼けから木肌を守り、日焼けを遅らせる。
- 呼吸を守る空気の出入りを塗膜で邪魔をしては、木材の寿命を縮めます。被膜のない「浸透性タイプ」や、「空気を透す塗膜タイプ」を使用します。
白木のお手入れ手順 〜ミヤキ製品で、効果的で最適な施工を〜
汚れを落とす
- 内部に浸透した汚れ、灰汁の分離浮き上げ......アクロンAB・アクトップエコ
- シミ抜き、サビ、モルタル、雨じみ......レブライト・シミトップエコ
- 日焼け、カビ取り。仕上げの色調整......ノーベルAB・カビトップエコ