アクロンAB

医薬用外劇物※過酸化水素水30〜40%含有

ミヤキ アクロンAB
4L ╱ 18L

古屋増改築後の灰汁(アク)洗いや新築美装時の日焼け・手アカ・トノコ・汚れ落としに最適な汚れ落とし洗浄剤。擦らないので木質を傷めず、ハケで塗るだけで灰汁や汚れを分解し落とします。天井・欄間(ランマ)など、手作業が困難なところの洗いが簡単にできます。木部塗装塗り替え時の下地処理(古くなって劣化したステインの除去・漂白)にも。

施工例

アクロンAB/施工例1 アクロンAB/施工例2 アクロンAB/施工例3

使用方法

  1. 施工面の土砂やごみ、埃等の堆積汚れを除去してください。砂がついたまま洗浄作業を行うと基材に傷がつく場合があります。また、ワックス等が塗布してある場合は剥離してください。
  2. 施工しない箇所や周辺基材を養生してください。
  3. アクロンA液・B液を1:1に混ぜて、水道水で希釈してください。古家あく洗い、塗装前下地処理のときは原液〜3倍希釈、新築美装のときは5〜10倍希釈でお使いください。
    • ※使用分量だけをポリまたはプラスチック容器(金属は腐食します)に入れてお使いください。
    • ※A液・B液の混合液は時間とともに効力が低下しますので、ご使用毎に混ぜてお使いください。
  4. 薬品用ハケに適量を含ませてから施工面に均一に塗布してください。
    • ※壁面への塗布は上の方から塗ると垂れじみができますので、下の方から塗布してください。
    • ※液だまりができた時は速やかに拭き取ってください。放置すると色ムラの原因となります。
  5. 塗ってから3〜5分後(泡が汚れを浮かせます)に濡れた布で汚れや灰汁をきれいに拭き取ってください。室内の汚れに対してはあまり泡立ちしません。拭き取り後、再度十分に水洗いまたは水拭きしてください。

アクロンAB ご使用のワンポイント

  • アクロンABでの洗浄後、シミ抜き剤『レブライト』、日焼け・カビ落とし剤『ノーベルAB』を使用すると、よりきれいに仕上がります。
  • 濡れた状態では分かりにくいですが、アクロンABだけでも6〜7割の汚れは落ちています。乾くとよくわかります。
  • ハケムラ防止のため、天井等の薄い板に使用する時はあらかじめ板を水で十分濡らしてからお使いください。
  • 漂白作用がありますので、全体にムラなく塗って色合わせをしてください。
  • アクロンABによる漂白作用は乾燥が進むにつれ効果が現れます。あまり白く仕上げたくない場合は希釈倍率を高くしてご使用ください。
  • 畳や絨毯などにこぼれると変色しますのでご注意ください。
  • 強い擦り、高圧の水洗いは絶対にしないでください。毛羽立ちます。
  • 木材の劣化が著しく毛羽立った場合は、乾燥後に木材用の紙ヤスリを木目に沿って一方向に当ててください。
  • ワックスがけや塗装をするときは、よく乾燥させてからにしてください。